営業マンはお願いをしてはいけない唯一の理由
Photo:Tokyo 88 By tokyoform
顧客と対等となるべき
一般的に営業マンは頭を下げるイメージが有る。値下げ要求されたら、そのまま応じ、「帰れ」と言われても頭を下げてずっと居座る。どうしてもノルマを達成できないので、遅くまで残り、必死に頭を下げて購入、契約してもらう。多くの人は営業マンに対してそのようなイメージを持っている。
ただ、顧客に対し価値やメリットを提供できるのであれば、営業マンは頭を下げてはいけない。メリットを提供できるという自信と責任をもち、顧客と対等でなければならない。以下の二人の営業マンがいたらどちらから買いたいだろうか。
- 「ぜひお願いします!値引きも応じます。現在キャンペーン中なのでサービスもします!お願いですからご購入句ください」
- 「私達がお客様のニーズを責任持って満足頂くためには○ヶ月のお時間と費用がかかります。それでもよろしいでしょうか」
2番から買いたいと思うだろう。下からお願いされると、価値が下がるように感じないだろうか。もちろん上からの目線では絶対に駄目だが、営業マンはあくまでも価値を提供するため、対等になるべきだ。対等な代わりに、責任持って顧客のニーズを満たし、満足をしてもらう必要がある。
顧客を神様だと思わず、顧客のパートナーであり続けるのが、本当のできる営業マンだ。
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