希少性を表す「限定」の使い方の意外な3つの応用テクニック
具体的に限定を示す
巷では、限定セールや、お一人様一つ限定など、「限定」という言葉があふれている。もちろんこれは希少性によって通常よりも更に買いたくなる購買意欲を刺激するものだが、実際購入者は「限定」に飽々している。本当に限定なのか?と疑いの目を持っている。その場合は、具体的に限定を示す。例えば
「生パスタのため限定10食限り」
「テレビで人気爆発のため、お一人様おひとつ限り」
など、なぜ限定なのかを説明すると、効果的に希少性のテクニックが使える。
時間にも限定を有効活用する
例えばお客様とアポを取るときには、「いつでもいいですよ」や「お客様の都合にあわせます」などと言ってしまいがちだ。もしこちらに興味がなければ、放っておかれる場合がある。意外にも「何日の何時でよろしいでしょうか」と具体的に提案するとスムーズに決まることがある。
また、待ち合わせなどで、「13時に待ち合わせ」よりも「13時10分に待ち合わせ」に限定したほうが相手が遅刻する確率が低くなる。具体的に決めることによって、遅れてはいけないという意識が生まれる。
限定に条件をつける
また、限定に更に条件をつけると、より効果的にである。例えば、
- 「5%引き」
- 「60歳以上の方は5%引き」
この場合は、2番のほうが効果的だ。なぜかというと、60歳以上の方は自分だけ値引きされるという特別感を感じるからだ。特別なことをあまりしてないが、限定に条件をつけることによって価値をあげることになる。
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