「リアル感」を出す数字のちょっとした3つのパターン
見積りのケース
数字はぴったりが美しいと思われがちだ。998円よりも、1000円。56秒よりも1分。ただ、そのぴったりが逆に怪しまれる。見積りの場合もそうだ。例えばマンションを買う場合、いろいろついて2000万という金額を出されたら、どんぶり勘定のように思われ、リアル感がなく、ぼったくっているとおもわれることが多い、2009万円などと、中途半端な値段だと、しっかり全てを汲んだ上での値段だなと相手に思わすことができる
時間のケース
例えば、1分で暖かくなるという暖房があるとする。だが、ありきたりな「1分」というと、どうせ約1分ということで、1分以上かかるのだろうと思われるケースがある。この場合は、56秒などと具体的な数字を伝える。そうすることによりしっかりと計測したのだという印象を与えることができる。
順位のケース
例えば、なんでもナンバーワンが思われがちだ。ただ、ナンバーワンを揃えても、本当かどうか疑いたくなる。実はナンバーツーのほうがリアル感があり、例えナンバーツーでも相手は意外にも評価してくれるのである。
参考書籍:
セールスのプロが教える!相手を思いどおりに動かす超数字術~売上げ・結果が9.7倍アップする数字の使い方
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