閑古鳥が鳴いていた店を蘇らせた単純な方法とは
同調性原理を使う
あるお店は全然お客さんが来ず、困っていた。何かいい方法はないかと考えていたところ、ある方法を試すとお客さんが並ぶようになった。それは何かというと、サクラを使うということだった。今ではパチンコなどもサクラがいるという。賑わっているように見せて、「大人気のお店なんだな」「よく玉がでる店かな」など思わせる方法だ。
人は不安になると他の人と同じような行動をする。逆に他の人と別のことをすると不安になる。これも協調性があるヒト本来の習性であるが、それを生かしたテクニックである。とくに、いろいろなお店があり、どのお店がいいかわからない時、情報が少ない場合は威力を発揮する。例えば知らない土地でレストランを探しているとき、複数のお店の中で1つだけ行列ができていると、そこに行ってしまう。それも情報がない場合、他人と同じ行動をするヒトの習性が出てしまうのである。
参考書籍:
- 作者: 渋谷昌三,おもしろ心理学会
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2009/01/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る