意外なほど相手との距離をつめるたった一つの単純な方法
表情をあわせる
心理カウンセラーなど相手の話を聞く仕事などは、相手との距離を詰めないといけない。その場合の方法として、相手との表情をあわせることがある。例えば、悩みなどを相談している相手に対し、
「前向きに頑張れよ」
「それだとだめだよ。こっちのほうがいいよ。」
などという具体的なアドバイスをすると、余計迷ってしまう場合がある。特に相談者はアドバイスを知りたいのではなく話を聞いてほしい場合がほとんどだ。共感して欲しく、すべてを話すと心が落ち着く。では、表情をあわせるとはどのようにするのか。
「今日売上が過去最高だったよ」→喜ぶ表情を見せる
「だけど、クレーム処理に失敗したんだよね」→喜ぶ表情から悲しむ表情になる
同じ脈絡の話でも、相手の内容や表情に合わせて自分の表情も変える。そうすることにより、心理的な距離が縮まるのだ。
参考書籍:
- 作者: 渋谷昌三,おもしろ心理学会
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2009/01/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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