売上が普段より数倍になった簡単にできる驚きの商品の見せ方とは
Photo:DSCN3032 By chibirashka
全く同じ商品、同じ機能でも見せ方によって、売れ方が全く違う。営業マンもそうだ。できる営業マンが売るのと、ダメな営業マンが売るのでは、同じ商品でも全然成績が違う。ここでは、顧客の心に響く、買いたいという衝動を起こさせる方法を紹介する。
迫力ある見せ方で深い印象を与える
テレビショッピングで、電子辞書を売るときに、100冊の辞書が1台に入っていることをアピールする場合、言葉で言っても想像できない。実際に100冊の電子辞書を並べると、売上がいつもより倍増したそうだ。こんなに多くの辞書がこの小さな辞書に全て入っているということを視覚的にアピールすることで、欲しいという衝動を刺激する。もちろん100冊すべての辞書を活用するわけではないが、迫力を与え効果的にアピールできる。
実際に使ってアピールする
ビデオカメラを売ろうとするときに、モデルや風景などを撮って、アピールしても、ファミリー向けには効果は薄い。やはり実際に、子どもの日常や運動会などの映像を見せることによって、売上が数倍になる。特に、モデルやプロの演技者ではなく、素人っぽさの映像ががよい。「自分でも撮れそう。」「素人でもあそこまで撮れる。」という印象を与えられる。
容易に想像させる
小型のカーナビを紹介した時に、ポケットから出して紹介したところ、売上が5倍になったという。ただ単にサイズをアピールするよりも、ポケットに入るというストレートでインパクトのあるアピール方法で、顧客に容易に想像させることができ、驚きを与える。プレゼンなどをする時も、紙ベースで紹介したり、サイズなどを伝えてもなかなか想像できない。それよりは実際に現物を取り出し、身近なもの、例えばポケットに入れられる。誰でも片手で持てる、などアピールすることにより、深い印象を与えられる事ができる。
参考書籍
ジャパネットからなぜ買いたくなるのか? 一番売れた生放送の秘密
- 作者: 荻島央江
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2010/10/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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