人見知りこそができる営業マンに向いている!その秘密と考え方とは
Photo:Shy Starr By derektor
できる営業マンは社交的で、話し上手で明るいタイプだというイメージがある。一般的に成績がよさそうな営業マンは口がうまくて、コミュニケーション能力があって説明上手な感じがする。ただ、考え方によっては人見知りで繊細で話下手なタイプが営業マンに向いているという事もできる。実際ぱっとしない意外な人がトップセールスになることもある。
繊細で話を聞く
一般的にペラペラと営業トークをされると顧客は引いてしまう。高いものを売りつけられるのではないか、一方的にメリットだけ話して興味が無いなど、煙たがられることも多いのだ。一方で、繊細で話下手なタイプは、素人っぽさがでて安心できる。また繊細な性格をしているタイプが、傷つきやすいが、相手の気持ちもよく知っている。顧客の中には人見知りをしたり、人付き合いが苦手というタイプもいる。そのようなタイプは繊細な性格の人が相手にするほうが向いているのだ。
また、話下手なタイプは、人の話を聞く方に徹することができる。ニーズのヒアリングができるし、相手の話を聞くほうが信頼度が増す。無理に話し上手になる必要はないのだ。
顔を作る
人見知りや繊細なタイプは、営業用の顔を持つと良い。別のキャラクターを作り、営業をしているときだけの自分を作るのだ。そうすると顧客から指摘や罵倒されても問題ない。自分の性格やアイデンティティが指摘されているではなく、自分が作った「顔」が指摘されているという認識ができる。自分の「顔」を修正するだけで良いので、自分が傷つかないでいいのだ。営業とは自分の素を出すよりも、営業向けの「顔」を作ったほうが成功しやすいし、ストレスがたまりにくいのだ。
人見知りで繊細で口下手なのに営業に配属された方は安心してほしい。人見知りや口下手はそれなりの良さがあるのだ。ぜひ営業用の「顔」を作って、自信を持って対応してほしい。
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