なぜか値下げをすると客が遠のく驚きの負のスパイラル
安易な値下げの悪影響
「値下げ=客が増える」これは誰もが考えている方程式だ。しかし実際にはそうは行かない。値下げすることにより利益が落ちるため、その倍以上の客を呼び込まないといけない。ただ、値下げだけでは倍以上の客が来るとは限らない。
そして、安易な値下げは負のスパイラルに陥りやすいのだ。その流れはこうだ。
- 値下げする
- 客が増えるが、儲けは変わらない
- 忙しいため、固定客のサービスが落ちる
- 固定客も離れ始める
- 利益が減るので、また値下げをする
値下げすると、そのお店の魅力のためにきたわけではなく、値段だけの客が来る。キャンペーンなどが終わり、値段が元に戻るとその客層は来なくなる。つまりここでも金の切れ目が縁の切れ目というわけだ。
常に「値段」ではなく「魅力」のファンになってもらうようサービスを考える必要がある。
参考書籍:
- 作者: 高田靖久
- 出版社/メーカー: 中経出版
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