営業とは何かを考察するブログ

販売や接客の効果的な方法を考察するブログ。購入者の心理や販売テクニック、トーク技術を磨き、つらい、きついというイメージを見直します。

タイプ別、電話における困った相手への誰でもできる最善な対処方法

不機嫌、無愛想な人

このようなタイプは実は誠実な人が多い。じっくり考えたり、論理的に考える。そのため、恐れずに熱意をもって誠実に対応したら、好意を示してくれたり、承諾を得たりできる場合がある。

人を乱暴に扱う人

このようなタイプは実は人懐っこい人が多い。自分では乱暴じゃないつもり、非礼じゃないつもりなのだろう。この場合は、こちらも人懐っこくするべきだ。子犬みたいに懐っこくすると相手の態度も変わることが多い。このタイプは人からそうされたことが多いので、なおさら効果的だ。 

せっかちな人

このタイプはやはりポイントを分けて手短に説明する必要がある。ダラダラと話しては逆効果だ。何分か限定して、直接的に話すことによって相手の気分を損なうことなく説明できる。 

話が長い人、くどい人

仕事なのに無駄な話や世間話が多いタイプが居る。やはり仕事は時間が大切なので、早く切り上げたいこの場合は、以下のように話すのが効果的だ。

 

「このような重要な話をお電話で手短にお聞きするのはもったいないです。今度お伺いした時にぜひ聞かせてください」

とにかく値切ってくる人

よくなんでも値切ってくるタイプが居る。値下げが難しい場合は。はっきりとこのように説明しよう。

 

「申し訳ありませんがこの商品はどのお客様でも統一価格でさせていただき、もし値下げなどしてそれが口コミで広がるとお客様を混乱させてしまう場合があります。また私以外の弊社の課長、部長が提示しても同じ価格となります」

 

背景は相手もほとんどのケースで理解しているので、理解はする。ただ値切れなかったという残念な気持ちが残るので、別途おまけやプレゼントなどで「特別に」という言葉付きでサービスをすると効果的だ。相手も気が済むだろう。 

やたらと偉そうにする人

このようなタイプは肩書きが付いている年配に多いだろう。その場合は、その自尊心をくすぐるような対応をするとよい。

 

「すごいですね」

「ぜひ教えてください!」

「さすがですね~」

 

と、持ち上げる対応をする。心のなかでは自分を大切に扱ってほしいという気持ちがあるので、そこを刺激すると穏便にスムーズに処理できる場合が多い。

優柔不断な人

買うのか買わないのか、どちらのタイプがいいのか。優柔不断な人の場合は、こちらから誘導すると良い。

 

「心なかではすでに決められていると思いますが」

「これがぴったりですよ」

 

このようなタイプはひと押しが欲しくて、誘導して欲しいのだ。相手にぴったりな提案をして誘導するとスムーズに対応できるだろう。

 

参考書籍:

稼げる営業の電話は1分

稼げる営業の電話は1分