まずは拒絶するという、効果的な承諾をとる基本中の基本テクニック
「シャット・ザ・ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」
これも有名なテクニックだが、まずは拒絶を予想する大きな要求をする。そしてその後に、ゆるめな要求をする。そうすることにより、承諾を得やすい。これを「シャット・ザ・ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」という。例えば。
A:「今度旅行に行こうよ」
B:「やだよ。あなたと旅行なんて」
A:「じゃあ、デートくらいいいでしょ」
B:「うーん。旅行に比べデートくらいはいいか」
一見すると単純そうだが、効果はある。もちろん、Aはデートだけを目的としている。旅行にいければラッキーくらいにしか思ってない。これは一度相手の要求を断ると、2回めは断りづらいという心理も働いている。ポイントは2度めは断りづらい雰囲気を出すことだ。ヤクザがこのようなテクニックを使うことがあるが、もちろん悪用してはいけない。またこのテクニックを知っているということで、騙されることも少なくなるだろう。
参考書籍:
- 作者: 渋谷昌三,おもしろ心理学会
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2009/01/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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