相手と仲良くなれる誰でもできる簡単なテクニック
相手と同じ仕草をするミラーリングを生かす
相手と仲良くなるのは営業や交渉などは基本だ。お客さんと仲良くなれないと悩んでいる人もいるだろう。そこで効果なテクニックはミラーリングだ。ミラーリングとは相手と同じ仕草をすることだ。例えば、足を組む、笑う、顎をかく、まゆをひそめるなどの仕草をすると自分も同じような仕草をすることだ。
このミラーリングの効果は、心理学の研究にも実証されている。グラハムという心理学者の実験によると、ミラーリングをするとしないとでは、したほうが交渉の成功率があがった。また別の実験では、ミラーリングをしたほうが相手の信頼を得やすいという結果になった。
また仕草ではなく言葉を繰り返すのもミラーリングの効果的なやり方だ。例えば、「今日いい事がったよ」というと「いいこと?」、「疲れたよ」「疲れたの?」など、相手の言葉を一旦繰り返す。
ただこのミラーリングにも注意が必要。有名なテクニックなため、「こいつミラーリングをしているな?」とバレることがあるそう。自然にして、相手と仲良くなりたい、相手と共感しているという気持ちでやるといいのかもしれない。
さらにミラーリングの上級テクニック
ミラーリングの上級テクニックで間を置くと良い。例えば、「大変なことが起きたんだ」というと「お」と間を置き、「どんなことが起きたのですか?」と答える。間をおくことによって、相手を待ちの状態にしドキドキさせる。そのように聞いているという姿勢を出すことによって、話しては気分よく話せ、実はこちらに主導権がうつる。好感度があがるテクニックだ。
参考文献:
- 作者: 渋谷昌三,おもしろ心理学会
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2009/01/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る